第5章 さらば、もう一人の友よ
その時、目の前に誰かがしゃがみ込んで来た。
「おい、誰だれめーら?」
しゃがみ込んできた誰かの声に反応し、周りにいたみんなの視線がこちらに集まる。
その誰かとは…
「此処で隠れて何コソコソしてやがる」
ヤクザみたいなルーシィだった。
「ルーシィ!?」
「…さん!?」
「これは一体…どうなってるの?」
「どーしちまったんだよみんな!」
「ルーシィさんが怖い…」
「あわわわ…」
『あー…どうやって説明しよっか…』
みんなは戸惑い、一人だけ状況が理解出来ている俺はどうやって説明しようか悩む。
一方ルーシィはナツをじーーっと見ていた。
「…ナツ?」
「!?」
全員が息を飲んだ。
するとルーシィは、
「よく見たらナツじゃねーかお前!」
「ぐもっ!?」
ナツに抱き着いた。
「ナツだって?」
「何だよその服?」
「今まで…どこ行ってたんだよ…心配かけやがって…」
「…ルーシィ?」
そして、
「処刑だっ!」
「んぎゃーー!!」
「出たー!」
「ルーシィの48の拷問技の一つ、ぐりぐりクラッシュー!」
ナツを身動き取れない様に足を絡めて、こめかみをぐりぐりしてるルーシィ。
「ナツさーん!!」
『あらら…』
ウェンディ達はナツのされるがままを眺めてる事しかできなかった。