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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第5章 さらば、もう一人の友よ



  「ジュビア、これから仕事に行くから」

  「ま…待ってよジュビアちゃん! 俺も一緒に行きてぇな~…なんて」

  「暑苦しい、何枚着てんの? 服」

「…な」

  「もっと薄着になってから声かけて」

  「ひ…冷え性なんだよっ!」

「何じゃコリャ~~~っ!!」


まだ幽鬼の支配者にいた頃の髪型のジュビアと超厚着でマフラーと手袋をしているグレイ。
凄ぇー本当に逆だ。
しかもアースランドではグレイの事が好きなジュビアだったのに逆になっているぜ。


  「なっさけねぇなぁエルフマン!」

  「また仕事失敗かよ~」

  「恥ずかしいっス…」

  「オイ見ろ、ギルド最強候補のジェットとドロイがまたエルフマンを説教してるぞ」

  「ほどほどになー」

  「仕事仕事ー!」

  「ナブ…たまには休んで…」


最強扱いのジェットとドロイに、普段から「漢ならー!」って叫んでいるエルフマンがすっかり弱虫になっているのか。
ナブは働き者…何かウケる…くくっ。


  「カナさん、偶には一緒に飲みませんか?」

  「こっち来て下さいよ~」

  「何度も申してるでしょう? 私、アルコールは苦手でございますの」

  「ぶほぉっ!?」


眼鏡をかけて七三のマカオ。
禁煙してるワカバ。
そして酒を水の様に飲んでいたハズのカナが清楚な感じになっていた。
これは見習うべきだな。


  「ビスビス~ん」

  「な~にアルアル」


両思いなのに中々コクらないアルザックとビスカがバカップルになっている。
熱いなーお前等は。


  「だいたいテメーはよぉ!」

  「うぅ…」

  「泣くなよ!」

  「俺はジュビアちゃんが好きなんだー!」

  「うっせーぞグレイ! てか暑苦しい!」


まだ泣いているエルフマンに更に怒鳴る二人。
とっても細くなったリーダスがグレイに叫ぶ。
何かもうとことん逆だな。
今までの妖精の尻尾ではありえない光景だ。


「ど…どうなってんだコリャ…」

「おかしくなっちゃったの?」

『うわー…見事に逆だな…』

「……」


俺以外のみんながギルドの異変に驚愕していた。


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