第1章 strategie
掠れたような切ない彼女の声を聞くと、理性というものが吹っ飛ぶ。
頭が真っ白になってクラクラする。
俺は太ももをそっと撫でてから、下着に触れた。下着の上からでも濡れているのが分かった。
彼女の体は案の定びくりと震える。
「ぁっ!!!…あん…///」
「すごい…濡れてる…」
「ぅ…///…ぁぁ…んっ…ぃやんっ!…///」
優しく指先で触れるか触れないかのギリギリで秘部を探り当てるように下着をなでる。
どんどん下着が濡れていくのが分かった。
「ぁ…///…だめっ…///…んっ!…気持ちいい…あんっ!!!……んんっー……はぁ…///」
下着の上からだけで、彼女の体温はどんどんあがり、声も掠れて狂っていく。
彼女が狂えば狂うほど、俺の嫉妬心がどんどん膨れ上がる。
このまま俺の腕の中で俺の手によって壊れてしまえばいい。
そうすればずっと俺だけのものになる。
女優もやめてしまえばいい。
彼女の世界が俺だけになればいい。
俺は思う。
本当に狂ってるのは俺だ。
下着に手を入れ、突起を少しいじると、彼女は簡単にイッてしまった。