第5章 Indian's prince
夜も更け始めた頃、坊っちゃんはトランプを持ってソーマ様のもとを訪れた
シ「チェスはどうせルールを知らないだろうからな。お前でもババ抜きのルールくらい知ってるな?」
ソ「え…」
シ「今日の予定は終った。…寝るまでなら相手してやる」
ソ「シエル…」
シ「別にお前のためじゃない。僕がヒマだから付き合ってやるって言ってるんだ」
ソ「あ、悪いが夜は予定がある。お前と違って俺は忙しいんでな!アグニ!出掛けるぞ!」
ア「はっ」
「『…(呆然』」
ソ「夜は早く寝ないと背が伸びないぞーチビシエル!」
ガチャ ひょこっ
劉「あ、いたいたー伯爵あのさーん?」
『劉様…』
なんとタイミングの悪いところに…
シ「あ゛?」
劉「どうしたのー伯爵?ご機嫌ナナメかなー?」
シ「うるさいっついてくるな!!(怒」
『坊っちゃんお待ちください…!劉様もあまり刺激は…!』
劉「え~?」
その後…劉様には引き下がってもらい、坊っちゃんは自室に戻られた
はぁ…大変な1日だった…