第23章 〜卒業〜
校長「卒業する生徒の皆さん、ご卒業おめでとうございます。いまm…」
あー長い。この校長の話はちょー長い。
マジ疲れる。
隣を向くと凛がいる。
そのまた隣を向くとあおいがいる。
あおいの隣にはみつるがいる。
あおいと凛は涙を流している。
この二人、なんか似てるよね。笑
でも本当に卒業なんだ。
校長「これで話を終わります。」
先生「続いて卒業生徒代表、高橋みつるくん、前に出てきてください。」
み「はい。」
みつるがステージへと歩いてく。
そう、みつるは卒業生徒代表なのだ。
まぁ卒業する生徒が一人、自分で書いた卒業文章を読む。
みつるが書いたやつって泣けるだろうな。
そんな期待が私の中であった。
あ「みつる…」
「あおい?」
あ「みつるがね、卒業式終わったら話があるって言われた…何言われんのかマジ不安…」
あおいが泣いてる。
ふっ…
「あおい、大丈夫だよ。みつるはあおいに事実を話すだけだから。そんな不安にならなくていいんだよ。」
あ「さら…うわーーーー!」
「あ、あおい!?そんな大声で泣かない!みんな見てるよ!」
あ「えっ?あっ////」
「もう…あっ、いよいよだよ。みつるのスピーチ。」
あ「うん。ぐす…」
あーみつる、なんていうのかな…