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恋はじまる

第20章 壊れかける心


凛「ねぇ、言っとくけど、三神とはキスしてないからな。」

えっ?してない?



うそーーーーーーー!?

「えっ?…本当?」

凛「あぁ。ほっぺにしてきたし。あっ、それで、お前、さっきなに言いかけたんだ?」

「よかったー。キスしてなかったんだね。

あっ、あー!。あのさ、セレナちゃんって本当に凛のこと好きだったんじゃない?

じゃなきゃあそこまで私に言わないし。」

凛「そうなのか?まー俺にはさらがいればいいし。」

なんて嬉しいことを言ってくれるかな。この人。

凛「さ、みつるとあおいが待ってるぞ。行くぞ!」

「うん!」

凛が差し出した手を私は握り、私たちは校舎を後にした。
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