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楔~貴方と供に堕ちて行く~

第11章 ~永久に一緒~


小十郎が、政宗の中を刺激する度に上がる

甘い吐息と、歓喜の声

二人だけの部屋で、愛し合う喜びに

自然と、笑みが零れた

「・・・こじゅ・・・ろ・・・愛してる・・・」
「・・・俺も・・・政宗を、愛してる・・・」

そして二人は、口付けをしたー



ー数日後。
成実は、縁側に座り

「・・・はぁ~・・・まさか、梵がこじゅ兄と付き合い出すとか・・・帰って来て早々、此だもんなぁ~・・・」

酒を煽りながら、隣でイチャ付く二人に目線をやった。

「・・・何だシゲ、羨ましいのか?」

成実の視線に気付いた政宗は、小十郎に抱き締められながら話し掛けた。

「・・・・・・別に・・・」

其に成実は、物腐れながら視線を外した。
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