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呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第4章 目覚める欲


悟が来て、2級術師の棘にご指名が入ったと言っていた。
憂太も一緒に行って、棘のサポートするようだ。

憂太や棘を見送って、姿が見えなくなってから、真希を見た。

「真希。憂太、好きなの?」

「は……はぁあ?!千景、お前まで……シメられてぇのか!!」

好きかどうか聞いただけなのに……パンダみたいに揶揄ってるわけでもない。
ジッと真希を見つめると、首を振った。

「仮に好きだったとしても、何も変わんねぇよ。お前からは盗らねぇ」

「え……真希、知って……」

そのまま真希はパンダと戯れていた。

真希、私……ここに居場所を作るよ。
憂太の傍にずっと居られるように。
――それが、私の"目的"。

2人のおふざけが終わるまで階段に座り、自身の影を見つめた。
少し不安定に揺れている。

目的は見つけた。
だけどまだ……憂太に見てもらえてない。

自身の影を、指先で撫でた。

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