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まだここにいる【ワンピース サンジ】

第13章 12★


低い声

視線が絡む。

そのまま数秒、

どちらも動かない。

やがてサンジが

少しだけ目を細めた。


「……今、キスしたら怒るか?」

冗談みたいないい方

なのに離れる気はない。

みかが息を呑む。

返事を探す間にも、

距離だけが少しずつ近づいていく。

視線が落ちる。

唇に触れそうで、

まだ触れない。

呼吸が混ざるくらい近いのに、

サンジは最後の一線だけ越えてこない。

まるで、

みかが逃げるなら止めるつもりはないみたいに。

けれど視線だけは、

離さないままだった。
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