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まだここにいる【ワンピース サンジ】

第11章 出港★


夕方。

甲板に影が伸びていく。


魚の入った桶が並び、火が上がる。


笑い声が重なる。


「うおー、腹減ったー!」


ルフィの声。



「……おい」



振り向くと、サンジ


「手ェ空いてるなら、ちょっと来い」


みかはそのままついていく。


魚が置かれる。

「ここ、軽く押さえとけ」


指先が触れる。


冷たい。


すぐ横で、包丁が入る。


手が近い。


動きが、かすかに重なる。


すぐに離れる。



何も言わない。



包丁の音だけが続く。
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