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まだここにいる【ワンピース サンジ】

第15章 冬島


だが、その一歩がすぐには出ない。

視線が、ふと騒がしさの外側へ流れた。

雪の上に立つ数人の中――その端

みかを一度だけ見る


「……」



言葉にはならない違和感だけが残る。

すぐに視線は外れた。


「……気のせいか」


小さく落とすように言って、ローは今度こそ背を向けた。

その背中を見ながら

サンジがわずかに眉をひそめた。


「……何だ、今の」


誰に向けるでもない声。

雪の音に紛れて、すぐに消えた。
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