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新人生 起承転結

第5章 第伍話 悪天候


二人は階段を上がって行き、美香の所へ戻っていった。
「二人ともすげーじゃん‼︎めっちゃ強かった!」
「大分カイに助けられちまったけどな」
「いやいや」
「ま、おかげで服が沙だらけになっちまったけどな・・・うえ・・・汚なっ口にもちょっと入ってるし・・・目にも」
「洗面台で洗ってきな!私も服洗っとくしシャワー浴びといていいよ」
「ありがとよ」
湊は少し砂を落としてから部屋へ入って行った
「カイ・・・ごめん・・・その右手・・・」
「え?いや・・・これは俺がマスクに操られちゃったのが悪いんだよ」
「いや・・・あの怪物とは私を守って戦ってくれてたわけだし・・・私がそんなのになればよかったのに・・・」
「本当にこれはあの怪物のせいだし俺のせいだから・・・ていうかこれであいつらと戦えるようになったんだしこれでよかったんだよ。美香も見ただろ?あいつらから美香達を守れるようになってるし、以外と変身してる時は痛みとか感じないしさ」
「そう・・・だね!」
そういうと二人も部屋の中に入って行った。
一方その頃・・・アヌビスらのアジトにセトがやられた情報が入ってきた。
「アヌビス様、セトが例の子供達に殺られました」
情報伝達係のバステト量産型シリーズの一人は言った。
「そうか・・・もともとわかっていたことだ。今のあの二人に勝てる筈もない・・・無様だな」
「アヌビス様、こちらの準備は整っております。」
「次は・・・天空の神・・・か・・・やつに伝えておけ・・・数打ち当たれ戦法は糠に釘だと・・・まあ全てお前に任せるが推奨しかねる・・・と」
「わかりました」
するとバステトはどこかへ消えて行った。
「時間稼ぎのために命を落とすとは・・・哀れだな」
アヌビスはセトを哀れんだ。
湊は深夜一人で刀を研いでいた。
「?あれ何してるのー?」
美香が刀の音で起きてきた。
「あぁスマン起こしたか。今刀を研いでいた所だ」
「へーお手入れしないとだからか」
「そそ」
「湊はさ誰か探してる人がいるんだよね?」
「あぁ・・・そうだな」
「それって具体的にどんな人なの?家族とか?」
「いや・・・違う。その探してる人ってのはめっちゃ恨んでる人なんだ。殺したいと思ってる。だから刀を握ってつよくなろうとしてんだ」
「なんで恨んでんの?」
「殺されたから・・・全員・・・ソイツは自分が大切だと思っている人を平気で奪って行った。」
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