【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第11章 ✼••┈••✼寵愛の花✼••┈••✼
孤蘭の震える体を抱き締めながら、菊花は孤蘭の奥に射精した。
ドクドクッと何度も脈打つ自身のモノに、菊花の腰もまた震えていた。
熱い息を吐きながら、自分の唇が咥えている孤蘭の頸を見た。
付けられて気に入らなかった情痕は、菊花の歯形が付いていた。
初めて孤蘭の体に傷を付けたことに、一瞬胸が痛んだ。
「…菊花…。」
だけど、腕の中で自分の名前を呼ぶ孤蘭の顔を見たら、その罪悪感すら愛しさに変わった。
「孤蘭…。」
菊花は孤蘭の体の向きを変えると、向き合ってすぐに孤蘭に口付けをした。
ちゅっちゅっと舌を絡めて、情欲に頬を染める孤蘭の表情に、また中に入っている菊花のモノに固さが戻った。
菊花は孤蘭のお腹を見て、その中に自身のモノが埋まっているのを確認すると、そっと表面を撫でた。
「……子種が…俺のモノだったら良かったのに…。」
少し目を伏せてそう言った菊花に、孤蘭の胸がぎゅっと痛くなった。
「…菊花…。」
孤蘭は菊花に手を伸ばし、彼の頬を掴んで自分から口付けをした。