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【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】

第9章 ✼••┈••✼夫を娶る✼••┈••✼


「…なんだ桐馬…。お前もまざるか?」

「いや……僕は…。」

「なら黙って見てるか、場所移動してろ。」





桐馬を見ずに背中で伝えた。

それだけで桐馬は弔兵衛がこの状況に適応したのだと分かった。





桐馬の足音が少し遠ざかる。

だが気配は分かり、お互いを感じられる場所に桐馬は身を置いた。






「!!」

桐馬を目線で追っていた孤蘭の顔を弔兵衛は自分に向けた。






情慕とは程遠い男の顔がそこにあった。






「尻尾振ってみろよ。新しいご主人様だ。」






そう言って弔兵衛は孤蘭の薄布に手をかけた。

同時に孤蘭の体が横たわり、背中は品種もバラバラな花の絨毯に寝かされた。





神仙郷の花が一斉に風に揺れた。






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