【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第9章 ✼••┈••✼夫を娶る✼••┈••✼
「それ!!食べ物じゃないよ!!」
姿も現してしまい、急に現れた孤蘭に桐馬も弔兵衛も一瞬唖然とした。
「あ、食べ物なら少し蓬莱にあるから、一緒に宮殿まで来る?」
夫て二人娶れるんだっけ?
一瞬そんなことを思ったが、まぁいいかと思い、孤蘭はニッコリ笑った。
「……なんだテメェ…。」
え?なんで?
何故か怒気で返された。
明らかに警戒してくる二人に、孤蘭の体は少したじろいだ。
「いや…その代わりお願いがあって……私に子種をくれないかな?」
そう孤蘭が言った瞬間、距離があった弔兵衛の体が目の前にあって、彼の手が孤蘭の首を掴んだ。
次の瞬間は孤蘭の体が地面に叩きつけられていた。
「!!」
痛みはさほど無かったが、首を絞められて孤蘭の顔は歪んだ。
ギリギリと音が出るくらい絞められて、薄っすら目を開けると、嫌悪している弔兵衛の顔が見えた。
「テメェらはヤルことばっかりだな。どうせお前も男か女か分かんねぇんだろ?」