第12章 悦楽の反転
「……っ、ハァ、……出し、すぎたか……」
心操は名残惜しそうにナカの締め付けを堪能してから、ゆっくりと自身を引き抜くと、三回分の白濁を纏い、未だに猛々しく反り上がったままの剛直があった。
放出した直後だというのに、目の前のの熱にあてられ、収まる気配を見せない。
それを見たは床に膝をつくと、心操の股間の前に跪いた。
「……っ、おい、……? もういいよ、お前も疲れてるだろ」
心操が驚き止めようと手を伸ばすが、はその手をそっと避け、自身の掌で彼の熱を包み込んだ。
「……だって、心操くん、まだこんなに硬いよ……? 男の人は、硬いまま放っておくと辛くて大変なんでしょ……?」
昨日、爆豪の身体に入って身をもって知った、あの逃げ場のない熱。
溜まった熱を吐き出さない限り、芯から焼き焦がされるような疼き。
それを知ってしまったからこそ、今の心操をそのままにしてはおけなかった。
「……これは、お掃除だから。……綺麗にしてあげるね」
は潤んだ瞳で心操を見上げると、その先端を愛おしそうに口に含んだ。
「ッ、……あ……ッ!!」
心操は背中を大きく反らせた。
舌が裏筋をなぞり、熱い口内が自身の昂ぶりを絡めとっていく。
「んっ……ジュチュ……ジュルルッ……。」
「……っ、……ふ、ざけんな、……そんな、……掃除なんて……っ」
心操の理性が、彼女の献身的な舌使いによってあっけなく溶かされていく。
は丁寧に根元から吸い上げ、彼の熱をすべて吸い尽くそうと喉を鳴らした。
「……っ、出る、……出すぞ、…………ッ!!」
ーービュクッ、ビュルルッ!!
口内に叩きつけられる、四度目の奔流。
はそれを拒むことなく、すべてを飲み干した。
ゴクリ、と喉が鳴る音が、静かな教室に淫らに響く。
「……ふぅ、……綺麗になった……?」
「……あぁ、……綺麗にしてくれて、ありがとな」
口角に白濁をひと筋残したまま、が微笑む。
心操は腰を砕かれ荒い息を吐きながら、自分を慈しむように見上げる彼女の頭を、愛おしそうに撫でた。