第12章 悦楽の反転
「昨日、大変そうだったけど大丈夫だった?」
「爆豪と入れ替わるとか、どんな災難だよ」
が登校すると昨日の事件を知ってるクラスメイトに囲まれ、心配そうに声をかけられた。
は頬を微かに染めながらも、「時間が経ったら自然に戻ったから大丈夫だよ」と、平穏を装って答えた。
心操の視線が痛いほどに突き刺さる。
教室内では他のクラスメイトたちの目もあり、彼は遠くから何かを見透かすような鋭い瞳でを見つめていた。
午前の授業が終わると同時に、は吸い寄せられるようにいつもの空き教室へと向かった。
重い扉を開けると既に心操が待っていて、を自分の膝の上へと誘う。
慣れた動作で彼に跨ると、心操の逞しい手がの細い腰をしっかりと固定した。
「………昨日、相当ひどい目に遭ったんだろ」
心操は硬く昂ぶった質量を、の秘部へと押し当てる。
「あ、……っ、……心操、くん……っ」
ズブゥッ!と、迷いのない動きで心操が下から突き上げた。
昨日、爆豪の身体で男の快感を知ってしまったは、心操が自分を貫く瞬間の彼の表情や腰の動きに、これまでとは違う生々しい共感を覚えていた。
「……爆豪と入れ替わって、あいつに、めちゃくちゃにされたんだろ。……何があったか、全部吐けよ」
心操はわざとゆっくりと、ナカの敏感な部分を抉るように腰を突き上げながら問いかける。
は彼の肩に顔を埋め、熱い吐息を漏らしながら、昨日起きた背徳の出来事を断片的に話し始めた。
爆豪の身体で、自分自身の身体を抱いたこと。
ミルクの匂いに当てられ、獣のように自分の身体を貪ったこと。
そして、男の狂おしいほどの愉悦を、爆豪の身体を通して知ってしまったこと……。
「……へぇ、……あいつの身体で、……自分のナカに、……出したんだ」
心操の瞳が嫉妬と興奮で暗く沈む。
彼はの腰をさらに強く引き寄せると、爆豪の残滓を上書きするように、激しく突き上げ始めた。
「……じゃあ、今は俺が……俺との快感だけを……思い出させてやるよ……ッ!!」