第10章 あいあいあいあい ローエン
この傷を知らない白いキャンパスに俺の毒が回った時
どんな顔するんだろうって考える
白い体に
俺のナイフが深く刺さり
血でなぞる
「···私を殺すの?」
「!?」
「あなたは戦闘狂。戦いの中でしか生き甲斐を感じられない可哀想なうさぎ」
「な··何を··!」
スッ…
「この毒がついたナイフを私の心臓に当てたいんでしょ?···ローエン」
「··ハッ··はぁ··ハァ··」
今俺の前にいるハナは··前を見て俺に話してる
どんな顔で··どんな声··
むに
「ローエンさん」
で
「おむっ」
『····』
目の前にいるハナは··見た目も変わらない