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【呪術廻戦】呪いの嫁入

第17章 いい子 ※


片手で髪を優しく撫でながら、もう片方の手で掌に収まる柔らかな感触を包み込み、時折、焦らすようにその先端を指で掠める。


暫くそうしていると、耐えきれないといった様子で忙しなくシーツを蹴る音が聞こえ、ナマエの手が俺の胸を弱々しく叩き始めた。


「ぅ……っ、……っ、」


必死に俺の舌を受け入れながら、瞑られた目の縁に涙を溜めて、小さく首を横に振るナマエ。

眉間に皺を寄せたその表情を見れば、限界が近いのが嫌でも伝わってくる。


「は……っ、」
「……!!」


再び唇を解放し、ナマエの服を乱雑に捲り上げる。

すると俺がこれから何をしようとしているのか気づいたように、ナマエは片手で俺の口元を覆った。

それを軽く払い除け、迷いなく勃ちあがった突起に吸い付けば、ナマエはヒュッと短く息を吸い込んで、絶頂感に腰を浮かせた。


(…………相変わらず、敏感なヤツ)


まるで、その術式の対価として、体内に溜まる呪いを吐き出しやすいようにでも設計されているようだ。

……いや、今は、そんな事どうでもいい。



「はっ……、は、っ……っ、」



顔を上げ、少し距離を置いて見下ろせば、ナマエは俺の下で荒い息だけを吐き出していた。

俺との約束を守り、唇を噛んで最後まで耐え抜いたその姿を見つめていると、自然とナマエの頭へと手が伸びる。



「……いい子だな」



そう言って散らばった髪を整えるように髪を撫でてやれば、ナマエはゆっくりと目を見開いて、驚いたように瞬きを繰り返す。



「私……いいこ…?」
「ん、」



小さな声での問い返しに短く頷けば、ナマエは柔らかく口角を緩ませ、「……うれしい」と、宝物を見つけた子供のような独り言を吐いた。


そんなナマエを腕の中へ招き、俺たちは二人で微睡みの中へと溶け合った。
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