第96章 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
【術式】歌楽具現術
【使用者】神ノ原 詞織
【使用シーン】第7章②
【意味】
小倉山の峰の紅葉よ。お前に人間の情が分かる心があるのなら、もう一度 天皇がおいでになる(行幸される)まで、散らずに待っていてくれないか。
【効果】
対象の足元に紅葉の枝葉を絡みつけて動きを封じる。
【解説】
貞信公(藤原忠平)が、紅葉の名所である小倉山の美しい景色を時の天皇陛下にも見せたいと思って読んだ句。
詞織は「紅葉よ、散らないで(美しい景色を留めたい)」という内容から「動きを封じる」と発想を飛躍させている。