第8章 黒のマギ
レイ「では、紅炎さん、私に何か用ですか?ジュダルの方でもいいです。
用があるならこの際話しぐらい聞くんでさっさと言ってください。
私にも予定があるんです。
それと、ジュダルをどうにかして!杖をちらつかされたら落ち着いてられないです!!」
私はビシッ!とジュダルを指差して言い切った
そうして紅炎を見てみると何故だか驚いたような顔になっていた
次にジュダルを見てみるとお腹をかかえて声を殺しながら爆笑していた
私がこの変な状況に眉をひそめていると
紅炎「お前…俺が誰か知らないのか?」
レイ「初対面なんで当たり前に知らないです」
ジュ「ハァ…ハァ…!ヤベェ、紅炎のあんな顔見たの初めてだぜ!!
そういや、こいつ煌帝国すら知らねぇぜ」
紅炎「なに?
お前 それは本当なのか?」
・・煌帝国を知らないだと?こいつどこの者だ…
レイ「ええ、本当です」
私の目をじっと見て私が嘘をついてないか探ろうとしている