第8章 黒のマギ

その時目の前を黒い光の鳥が横切った





・・・黒い、光の鳥？初めて見た…





私が少しジュダルから視線をそらして黒い鳥を目で追っていたら



ｼﾞｭ「んじゃお前は一体何もんだ、レイ？
お前の周りのルフは普通の魔導士のもんじゃねぇ。マギに近い感じがするがそうでもねぇ。」


・・こいつ、ルフが見えてるな。ますます面白ぇじゃねぇか！こんなやつと会えんならあんなとこまで行ったかいがあったな！





しかし私はこの質問の意味がよくわからなかった



ﾚｲ「ルフ…？…マギ…？」




・・・マギって言葉はアモンが言ってたけど何か知らないし、ルフなんて言葉聞いたことがない。
なんの話をしてるんだろう？





私のこの反応はジュダルにとって予想外のものだったようで目を見開いて私を見てきた