• テキストサイズ

天狐あやかし秘譚

第72章 死生有命(しせいゆうめい)


気持ち悪い・・・そう思って更に足を早めたところで、今度は明確に私に向かって話しているような声が聞こえたんです。

「ゆくみち あしがおれて めがきえるよ」

一瞬何を言われたのか意味がわかりませんでした。びっくりしてしまったせいで、構わないほうがいいとは思ったのですが、思わず振り返ってしまったのです。

でも、そこにはさっきまでいたはずの男性はいませんでした。
3日後、その私は同じ道を夜歩いている時、突如横から飛び出してきた自転車にぶつけられて転倒、その拍子に右足をひねり捻挫をし、また、後頭部を強く打って失神しました。

まさに「足が折れて、目が消えた」のです。
/ 875ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp