【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】
第10章 Honeyed Threat
静かな部屋の中。
布団の中で、水っぽい音が聞こえる。
キスで絡め合う舌の音と……。
お互いの下半身を触り合う指の音。
「あっ……。」
「はぁ…っ。」
そしてたまに漏れるお互いの吐息。
熱っぽい空気が絡み合う布団の中に充満している。
「…あは…。気持ちいいのにイけないから仁美の手、俺のでグチャグチャだね…。」
仁美が手を動かすと、黒尾から出る体液が彼女の指に絡んでいく。
ぎこちない手つきに何度も黒尾のモノはビクビクと跳ね上がる。
そのたびに、黒尾の口から熱のこもった声が漏れる。
その声を聞くたびに、お腹の奥が疼いて下半身がぎゅっと締まった。
「…仁美の中もうグチョグチョで…何回イッた?2本も指入ったのに、柔らかく締め付けてくる…。ぁ…。これ絶対入れたら気持ちいいよね…。」
仁美の指の動きにブルッと体を震わせて、黒尾は体勢を変えた。
「あっ…クロっ!」
黒尾に組み敷かれて、濡れている仁美のソコに、黒尾のモノが擦り付けられる。