• テキストサイズ

【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】

第6章 No One’s Yours


–––噛まれてる…。

けど、まるで猫の甘噛みのようだった。




歯型が付くと、研磨は嬉しそうに自分が付けた痕を舐めた。

その時に研磨の髪が肌に触れ、くすぐったい。





黒尾が付けた痕が、研磨の痕に塗り替えられていく––––。




「仁美、後ろ向いて…、俺だけの痕付けたい。」

黒尾には見せなかったであろう仁美の背中は、まだなんの痕もなく白く綺麗なままだ。




白い肌が紅潮で赤く染まっている。

研磨はそんな仁美を後ろから抱き締めて、彼女の肩に唇を付けた。




今度は噛み跡ではなく、黒尾が付けたような赤い痕。

自分だけの痕。




後ろから仁美の脇に腕を入れて、抱き締めて少しの隙間も許さない。

ピッタリと研磨の体に覆われた。

「っ––仁美…これヤバい…。出ちゃうかも……。」




自分のお腹と仁美の背中の間で、固くなっているモノが主張するように痙攣している。

少し擦っただけで、仁美の背中にヌルッとした感触がした。




ゆさゆさと研磨の動きに合わせてベットが軋んだ。
/ 303ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp