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愛が重たいです、南波くん【R18】

第5章 ダークホース



「もしかしたら、向こうは先輩からの連絡待ってるかもしれませんよ〜!」

「絶対ない。今頃誰か恋人作ってるか結婚でもしてるよー。」

タイミングが悪かった。ただそれだけ。

もっと違う出会い方をしてたら、ずっと一緒にいたかもしれない。

「そうだ!古村先輩も告白されてましたよね〜?村瀬見ちゃいました!」

「えっ。」

急展開のカミングアウトに場が凍る。

彼女が言っているのは絶対に芹沢先輩の話だ。


「ちょ、ちょっとストップ。なんのことかな?村瀬さん?」

この話を南波くんに聞かれるのはかなりまずい。

ただでさえ悩みの種が増え、頑張って処理しているところだ。

彼に聞かれれば更にややこしくなる。
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