第17章 無一郎の嫉妬と意地悪〜時透無一郎【強R18】
そんな事を考えていると頭から手拭いを掛けられた。
「髪が濡れたまま拭いて」
慌てて髪を拭いた。浴衣の濡れは乾かずずっと透けたままだった。
どうしても無一郎はそこに目線がいった。
ゆきは、そんな事にも気づかずに凛と何していたのか気になって仕方ない…
「あの…無一郎くんさっき凛と何をしていたんですか?」
目を潤ませ今にも泣きそうな顔で見てくる。
「知りたい?」
コクンとゆきは頷いた。
「気持ちいいことしてた」
ゆきは、泣きそうな表情をみせた。
これって嫉妬してくれてるのかな?
すると突然無一郎にゆきは、抱きついてきた。
「師範との事ごめんなさい。怒ってますよね?だけど私からは師範の事求めたりしてません。信じて無一郎くん…」
すごい切ない目で見てくる。信じてるよゆきはそんな事してないって、だけど何気ない君の表情や動作が男からしたら誘惑しているように感じる時がある。今もそう…
濡れて透けた浴衣で体に触れてくる…。自覚はないんだろう。だけどそこが君のいけないところだ。
「口づけして、僕が気が済むまで君を抱いたら許してもらえるって思ってるよね?」
ゆきの浴衣を指でなぞりはじめた。
「毎日抱かれたの?冨岡さんに?」
浴衣の前を強引に開いて胸が露わになる。
「僕は子供だけど冨岡さんは大人だから上手なの?」
無一郎は、胸に顔を埋めてきた。
「子供だから物足りなかったの?よくこの胸の上で何もせず寝てたけど幼稚だった?」
気が済んだのか無一郎がゆきから離れて浴衣も直してあげた。
「ごめん。意地悪言っちゃったね。部屋に戻って休んでいいよ、おやすみ」
言われるままにゆきは、部屋を出た…自分の部屋の前に戻ると凛の姿があった。
「ゆきお姉様、師範が今日は部屋に戻さないかな?って思ってたけど簡単に手放されたんですねぇ」
嫌味だと思ったが反応している余裕はゆきにはなく、黙って部屋に入った。
ゆきの心は不安でいっぱいだったあきらかに無一郎の態度が変わったから
師範との事知ったら普通そうなるよね…
嫌われても仕方ない
また前みたいに優しく迎えてくれるって思ってた私は都
合が良すぎるよね。