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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第12章 義勇の気持ち〜冨岡義勇


庭でゆきが、無一郎に好きと伝えているのを義勇は聞いていた。
自分の思うままに毎日ゆきを抱いた。体を重ねる度に勝手にゆきと気持ちが、通じ合っているのだと勘違いしていた。 
よく考えると、自分はよく下世話な質問をゆきにしていた。
時透と自分を比べさせたり、時透とした事があるのかなどあいつの気持ちを考えずだった。 

時透の事を俺は子供だと舐めていた。だが、一番の子供はこの俺だった。


夜が明けいつもと変わらぬ朝が来くる

「師範おはようございます」

「おはよう」

変わらず稽古が始まる、手合わせをしているが義勇が何かいつもと違う。

そうこうしているうちに、ゆきが一本取ってしまった。

「今日はこれくらいで、傷の定期検査に蝶屋敷に行くぞ」

「はい」

蝶屋敷に行く道中いつも無言の義勇が口を開いた。

「俺は人と話すのが苦手だ。だから色々誤解もされやすい。どうでもいい相手にはどう思われても俺は構わん。だが、お前は違う誤解されるのは嫌だ」

義勇の足が止まる…

「今更だと思うが」

ゆきにゆっくり歩み寄り目の前で止まった。




「お前が好きだ」





「……えっ?」




それだけ言って義勇はまた歩き出した。

何で

何で?

私は体だけじゃなかったの?毎日簡単に私の体を求めたのは、本気じゃないから大事じゃないからじゃないの?
なんで今そんな事言うの…

私の感情がぐちゃぐちゃになっちゃうよ…。

その場で立ち止まるゆきの元に義勇が戻ってきた。

「すまない、混乱させてしまったかもしれない。」

複雑な気持ちすぎてゆきは義勇の顔をまともに見れなかった。
そんなゆきの手を義勇が握ってきた。

「でもこれがずっと前からお前を継子にする前からの俺の気持ちだ。」


「お前が好きだ」




そのまま二人は何も話さず蝶屋敷に歩き続けた。

蝶屋敷では、しのぶが出迎えてくれ、丁度無一郎達も来ていると、ゆきに目を合わせながら言ってきた。

診察室に向かう途中に無一郎と鉢合わせた。
鉢合わせたと言うか、しのぶがわざとそうさせたのだった。

「時透君、今夜夕飯を皆で食べませんか?冨岡さん達もほら。食べて行ってください」


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