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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第9章 療養〜冨岡義勇 時透無一郎 


ゆきは無事に、蝶屋敷に運ばれた。だが、意識は朦朧としてずっと眠ったままだった。

毎日義勇はゆきの様子を見に来ていた、もちろん無一郎もこっそり会いに来ていた。

しのぶは、義勇と無一郎が会わないように無一郎に会いに来て良い時間を教えていた。

療養室ーー

義勇がゆきが眠るベッドに腰かけ髪を撫でていた…。

柔らかそうな唇に親指で触れてみる、それからゆっくりと唇を合わせに行った…その時

ゆきが目を開いた。

「ん…っ」

「ぎ、義勇さん?」

そのまま言葉を飲み込むように義勇は、唇を重ねた…。そしてゆっくり離し親指で唇をなぞる。

「大丈夫か?」

「はい」

「良かった。目が覚めて」

義勇は、胸の中にきつくゆきをつつみ込んだと同時に入り口から気配がした

「お取り込み中すみません。目が覚めているのなら冨岡さんすぐに報告しに来てくださいね。」

しのぶだった。

「傷口を見るので冨岡さんは、席を外してください。」

義勇は、部屋を出て行った。

「傷口はだいぶ良くなってきましたね。もう少し蝶屋敷で療養してくださいね。」

「はい…」

「あっそうだ。時透くん毎日あなたに会いに来ていましたよ。ここまで遠いのに健気でした。」


無一郎くん…。いつも気がつけば側にいるのは無一郎くんなような気がする。
初めの冷たい感じはすっかりなくなり…私の事を好きだと言ってくれるし…。

やだっ何で私気がついてすぐに、無一郎くんの事を考えてるんだろう。

「ゆきさん。私と冨岡さんの関係気になりますか?」

「え?」

「任務に出られる前夜、私達の事を見ましたよね?」

しのぶは、ゆきにゆっくり近づいて耳元でこう言った。

「私は冨岡さんをお慕いしております。冨岡さんは、貴方とは体だけかと?大切なものに中々触れない、触れられないものですよ。」

そう言い残し、ゆっくり部屋を出て行った。

しばらくして、義勇が戻って来た。

「傷口は大丈夫か?」

ゆきがなんの反応もなく一点を見つめたままだった。

「どうした?」

「義勇さん明日から気にせず、もうお見舞いはいいですよ。忙しいだろうし…」

しのぶの言葉が、引っかかりゆきは義勇を遠ざけるような事を言ってしまった…。

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