第7章 疑心暗鬼~時透無一郎
夜も更けてきてきて、月が綺麗に輝き部屋が少し明るく照らされていく…
ベッドの中で秘密の情事は、まだ続いている…。
無一郎もそろそろ我慢がきかなくなってきていた、柔らかな体…早くもっと深く…君と…
ゆきを横向きにさせて後ろから抱きしめた。
『痛くしないから…』
ゆきの衣服をたくし上げ、二つの綺麗な膨らみのわれめにゆっくりと、無一郎のものをあてがう…ゆきが思わず声を漏らす…
『あっ…やだっやめてください』
『痛くしないから…力抜いて…』
中に熱いものが押し入ってくる…痛みと快感で身体が思わず反る…
一瞬義勇の顔がゆきの脳裏をよぎる…私こんな事…駄目なのに…
そんなゆきの心中を知ってか無一郎は、行為をやめない…むしろ激しさを増していく…
『冨岡さんの事考えているの?嫌だよ…今は僕に集中して…うっ…痛くない?』
『やっ…あっ…』
『しっ…声大きいよ』
無一郎は、おもむろにゆきの口元を手で覆う…
声をお互い押し殺しながらの行為は、よりいっそう感度を増す…
ギシ ギシ…かすかにベッドが規則正しく揺れる…
無一郎が耳元で甘い声を漏らす
『出そう…』
動きも早まる…
『…いくよ?』
『クッ』
熱いものが中に放たれたのを感じた。
そのまま脱力した身体でぎゅっと抱きしめられた。
『このまま少し居させて…。後で汚しちゃった体を、拭くもの持ってくるから。』
流されるがままにゆきは無一郎に身体を許してしまった…。
窓から見える月はとても綺麗だった。
『綺麗な月だね。』
無一郎は、気怠そうな息を吐き囁く…。
義勇も月を見ていた。疑心暗鬼…。
義勇もゆきもお互い疑心暗鬼になっていた。
だからすれ違った…
明日からの任務、義勇とゆきの二人にはまた新たな困難が待ち受けていた…。