第53章 十二月の夜〜冨岡義勇【微R】
季節が流れるのは早い…
もう12月
私が鬼殺隊に入る前…両親が鬼に殺される前は実家は、商店だった。
クリスマスと言う文化も大正時代には浸透しており贈り物を買いに来る人が沢山いた…
恋人に、髪飾りを買いに来た男の人の事を思い出した。
大切な人にクリスマスに贈ると話していた…
私は以前、義勇さんに手鏡を贈ってもらった…
返しちゃったけど
無一郎くんには、沢山紙飛行機を貰った…
部屋に飾ってある
今年は鬼殺隊に入って初めてのクリスマス…
私は…
凛が蝶屋敷から盗んだ薬を無一郎くんが飲んでいなかった事を知ってから
無一郎くんに会いにくくなった。
自分の勝手な勘違いで義勇さんとあんな事をしてしまいどう接したらいいのかわからなくなっていた…
それに、忙しいからなのか…無一郎くんも私に会いに来なくなってしまった…
もう愛は消えたのかな…
無一郎くんとの見えない糸がどんどん変な風に絡まっていく