第6章 君の面影〜冨岡義勇、時透無一郎【R18強】
産屋敷にはまだ無一郎の姿はなかった。
「おっ!冨岡の継子に代わったらしいな~」声をかけてきたのは宇随さんだった。
「は、はい。」
「ん?なんか前会った時より綺麗になったか?」
「えっ?い、いつもと変わりないです」
「いやいや。絶対違うね~冨岡~お前何かしたか?」
義勇は、顔色ひとつ変えず話を聞き流している。
そこに、聞き馴染みのある凛の声が聞こえてきた…。
師範が…来た…んだ
鼓動が激しく鳴り響く気持ちが追い付かないほど速い…
「おっ!時透の継子か。それにしてもお前らベタベタすごくくっつくなぁ」
凛は、いつものように無一郎の腕にまとわりついて離れない様子だった。
「お前らは、お子ちゃま同士似合ってるよ!ゆきが時透と居たときよりお似合いだぜ」
宇随さんが、ニコニコしながら茶化した。
「僕はお子ちゃまじゃないです。」
無一郎が、不機嫌そうな顔を隠さずに宇髄に応える。
すると煉獄さんが
「いや、悪い意味ではなく年も同じでよく釣り合っている意味だぞ」と助け船を出し空気を和ましてくれた。
無一郎は、無言で凛の手を振り払い真っ直ぐにゆきの前へと歩み寄った。
「ゆき君と話がしたい。」
久しぶりに見る師範の顔はとても疲れてて、目の下もクマができていた。
眠れていないのかな?
私が勝手に義勇さんの元へ行ったからだよね。そう感じずにはいられない表情だった。
「柱合会議が終わったら待ってる」
それだけ告げて無一郎は、産屋敷の中へ入って行った。
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会議の内容は新しい任務だった。炎柱の煉獄と水柱の冨岡と霞柱の時透それに、凛、ゆきの二人合計5人での温泉地がある里の偵察だった。
またお屋敷様も選ぶ人選が、、、。
この会議に参加した全員が思ってた事だと思う。