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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第8章 上官




御「既に知っている者もいると思うが
改めて皆に紹介しよう…。
、挨拶を。」


『はいっ…、初めまして…
と申します。
よろしくお願いします!』


御「私の一存で
の最終選別は免除させて貰った。
何か意見のある者は、遠慮せずに申し立てて欲しい。」



「「「…。」」」

『…。』




御館様の言葉の後、
シン…と静まり返るだけで、柱の人達は
誰も意見を口にする人はいなかった。




「、どうやら君は
柱の皆を認めさせたようだね。」

『え…、え…?』




…私、何もしてなくない!?
ただ自己紹介しただけなのに!?
何でそうなったの!?





「君の実力は
既に柱に届くといっても過言じゃない。
でも柱は代々、9名までと定められているんだ。」


『そ、そんな……、私なんてまだまだ未熟で…』


「謙遜しなくても大丈夫。
自分の力量を理解する事も大切なんだよ。」


『はい…』





御館様がそう言ってくれるのは嬉しいけど…


私はまだ任務の数を大してこなしてないし
雪の呼吸の型だって
たった4つしか身に付けてないのに…。




「今後は、柱に稽古を付けてもらうといい。
それぞれ任務に出ている時もあるから
その都度、臨機応変にね。
…皆も、が来た時は
相手をしてあげて欲しい。」


「「「御意。」」」

『ぎょ、御意…。
えっと…柱の皆さん…、宜しくお願い致します。』




畳に手を付いて深く頭を下げた後、

これから柱合会議を行うらしいから
私は帰っていいと御館様に言われ…


先に1人で産屋敷邸を後にした。







『はぁ……、緊張した…』




気疲れがドッと私を襲い、疲労困憊に陥った私は
普段より遅い足取りで蝶屋敷までの道を歩いた。







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