第16章 小芭内との日常(にちじょう)
その記録も勿論しっかり残されていた………
恵土「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
進展来たコレええええええええええええええええええええええええええええええ」大歓喜し拳を振り上げる
しのぶ「師匠…」
これだよこれと言わんがばかりの白熱の最中、おどろおどろしい声が突如響き渡る
恵土「?え」さあああっ
しのぶ「何回言ったらわかるんですか?
寝ないと治らないって話しましたよね?
夏祭りまでに間に合わせたいんじゃなかったんですか?
しっかり縛りますからじっとしていて下さいね」縄を両手で拡げて構える
恵土「あのお…待って、縄抜けの術で押さえた点は出来たらやめてもらえると
しのぶ「黙れ・・」
どすの利いた低い声が響いた瞬間、決着は付いた
恵土「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
その後…
言わずもがな、蝶屋敷へ連れ戻されました
恵土「しのぶううう」
しのぶ「なんですか」
恵土「しのぶううう
しのぶ「だからなに?」じと目
恵土「じっとしてるから
流派のそれ使うのやめてくれよおお
ほどけねえよおお
しのぶ「ほどけないようにやってるんです!!!!!←全て!付き
生半可なものだとすぐ関節外して抜け出て走り去っていくでしょう!!?
夏祭りの日までは『ずっと!!!』そのままです!!!!!
恵土「赦してくれえええええ
しのぶ「赦しません!!!!!!」
しかし……
恒例行事の金魚掬いとそれは、変わらず行われたとか………
その頃の小芭内達
蜜璃「伊黒さん…?
伊黒さん!
伊黒さあああああああん!!!」
その後…
数分経つまで微動だに出来ない小芭内と鏑丸であった……
テロップ『破壊力が凄過ぎた』
小芭内(伊黒さんとだから行きたいの!
伊黒さんとだから行きたいの!
伊黒さんとだから行きたいの!)
蜜璃の声が脳内で何度も反響しまくってたそうです…鏑丸も
意識と心は宇宙へまで飛んでいました
数分後…
我に返った伊黒は……
小芭内「……俺も、甘露寺と行きたいから誘った
蜜璃「はい!私もです!!^^
一杯楽しみましょうね!!」ぐっ!!
小芭内「…(ふっ)
ああ」
温かい目と微笑みで笑い合うそれを…
見れなかったことを
恵土は後に…死ぬほど悔やんだ
