【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第4章 「咲きて散る、時の花 後編**」
「すっごい締めてきてる、またイきそう?」
その瞬間、腰が深く押し込まれる。
「……っあ、あぁ……ッ!」
堪えきれず、背中が跳ねた。
五感すべてが、先生で埋め尽くされる。
(……もぉ……がまんできない……)
足先まで震えが伝って、全身が細かく痙攣している。
「ッ……あ、はぁ……っ、……せんせ、も……やめ……っ」
声がうわずる。
涙がにじむ。
「やめたら、もっと嫌でしょ……」
強くなる。
速くなる。
規則的だったはずのリズムが、どこか狂ったみたいに激しくなっていく。
(止まってほしいのに……でも、止めてほしくない……っ)
先生のものが奥にあたるたび、お腹がぎゅうっと苦しくて。
さっきから、ずっと痺れてる。
(こんなに感じちゃってる……私、どうかしてる……)
きもちいいのが、また頭まで登ってくる。
視界がチカチカして、息もできない。
(だめ……これ、また……きちゃう……っ)
その時、ふと気づいた。
五条さんが、じっと私を見てる。
(やだ、見ないで……こんな……顔……)
咄嗟に、顔を逸らそうとした。
けれど。
「のイく顔見たい」
頬に添えられた手が、そっと私の顔を正面へ戻す。
蒼い瞳が、まっすぐに私を見つめていた。
(そんな目で見られたら……っ)
もう何も、隠せない。
「……僕も……っ、やば……」
その言葉と同時に、先生の動きが突き上げるように沈み、
「……っく、……っ」
ぐっ、と深く打ち込まれた。
「っあ……ッ、……っあぁあ……!」
熱がぱちんと弾けた。
その瞬間、身体の芯がきゅうっと縮んで、
甘いのと、苦しいのが、いっしょに溢れだす。
視界がぼやけて、音も遠ざかる。
でも――
私の中で脈打つ先生の熱だけは、まだ確かに残っていた。