第3章 副隊長、飲みましょう
ギュッと抱きしめられて耳を舐められた。
「ほんもんの僕に触られたない?想像よりも上手いかもしれへんで?ぐちゃぐちゃにしたるよ?」
何も答えられずにただ耳に与えられる快感に声を漏らし、内腿を擦らせた。
背中に手を回されホックを外されるとグイッとブラごと服を捲られ、胸の突起にかぶりついてくる。
「んっ!そ、しろぅ…。」
「ん、なにぃ?嫌なん?」
唇を離した彼の頭をギュッと胸に押し付けて抱きしめた。
って、そうじゃない!
「お風呂!入ったら…。」
「今やめたら、絶対君やらん言うもん。」
スーッと目を逸らして腕を離すと、ぢゅっぢゅっと膨らみの至るところを吸われる。
そのまま抱きかかえられ驚いてまた頭を抱きしめる。
「ちょっ、見えん見えん!」
腕を離すとズリっと少し下ろされて肩に掴まると、鼻がつきそうな程の目の前に彼の顔がある。
そのまま見つめ合うと開かれていた目が閉じゆっくり顎を上げたので、咄嗟に彼の口を押さえながら仰け反った。
いきなり仰け反ったのにちゃんと背中を支えてくれた。
手を離しまた肩に掴まる。
「ちゅーはあかんの?んー……あかんかぁ。ほっぺは?前は凉からしてくれたやろ?」
また唇を近付けようとしてきたのでまた口を押さえると、手の平を舐められて驚いて手を離した。
そして、何も言わずに横を向いて俯いた。
頬に柔らかくて温かいものが触れ離れる。
行こかと行って脱衣所まで来ると降ろされて服を脱がされた。
え、いや、待って?
「み、見ないで…。」
下着を脱がされる前に腕を掴んで背中を向ける。
笑いながらお腹に手を回されて背中が温かくなる。