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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第16章 副隊長、告白します


通信機を耳につけてこのちゃんを呼ぶ。


「呼ばんくてええから!僕と2人でおってや!」


彼はすぐにこのちゃんに来るなと言った。


出てってよ…どうしてこんなにお願いしてるのに、出て行ってくれないの…。


3人で話し合おうと無理やりこのちゃんを呼んだ。


ベッドに座ってボーッと空を眺める。

隣に座った彼は好きや、君しかいらへんと何度も呟いた。


ノックをされたので鍵を開けて彼女を招き入れ、また鍵をかけた。

座ってとこのちゃんを彼の隣に座らせる。


「このちゃん、ごめんね…責めるよりも先に謝るべきだった。何も知らずに彼とのこと、相談してごめんなさい。」


「違うよ!私が何も言わなかったんだから、謝らないで…。」


さっきのことも謝った。


恐らく、彼の気持ちは彼女にあるだろうと告げる。

すぐに彼は否定したが、私にはそうとしか思えなかった。


「このちゃんにあげる。」


嫌な言い方してしまうのは許して欲しい。


「なに勝手に決めとんのや。そこまで言われるんやったら、僕ももう知らへん。」


彼に腕を掴まれて引き寄せられると、彼はこのちゃんを押し倒した。

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