第12章 副隊長、さようなら
「気持ちええね…指で1回イったら挿れよか。」
ナカでバラバラに蠢く2本の指に達しそうになってしまうと、動きを止められる。
なんで?と腰をくねらせた。
「ちょっと早すぎるかなあ、もうちょい耐えよか。」
動き始めた指がすぐにまた絶頂へと誘い、またソレは遠のいていく。
僕にされるん好きやねぇと楽しそうに笑う彼を睨むが、それは溜まった涙で歪んだ。
またくちゅくちゅと指が陰核の裏側を激しく刺激し始め、今度は腰をビクンビクンと震えるまでしてくれた。
指がナカから引き抜かれていく。
やっと…。
「ほら、触ってみぃ…凉がえっろい言葉言うて可愛ええから、こんなんなってもうた。」
手首を掴まれ指先に触れたソレはカチカチに硬くなって火傷しそうな程火照っており、先走りでびしょびしょに濡れていた。
コレが私のナカに…ヒュッと喉が鳴る。
「そんな欲しいん?飛んでへん?目ぇ座っとる。」
欲しい欲しいとソレを握り激しく上下させる。
「っ、こらっ…イってまうて……今だらだらのまんこ塞いだるから。」
すぐに手を取られて彼がナイトテーブルに手を伸ばすので、いつ間にか服を脱いで露わになった乳首を指で突つく。
乳首はやめてやと笑う彼を無視してソレにかぶりついた。
「っ…あかんて、もう…ちんちん欲しいんやなかったの?」
口を離すと笑いながら避妊具をつけ、先を膣口に宛がった。
ゆっくり沈んでくる…やっと一つに…。
「そしろの、おっぱい…。」
手を伸ばすとしゃーないなと腰を折り、ベッドに手をつく。
手の届く距離に来てくれたので、すぐに指の腹で彼の乳首を優しく撫でた。
「はあっ、あ…乳首、目立つようなってもうたら、どないするん?っ…。」
そのまま撫でいると抽挿が激しくなり、イきそうになってぎゅっと摘んでしまう。
「いっ、たいわ!!…すまん、でかい声出してもうた…うっ…優しぃしてや?」
「あっああっ!!ごめっ、ごめんなさっ…あっ、やさ、やさしくするっ!!んぅ、んっ…。」
イっても止まることのない律動がさらに激しくなる。