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You are Mine【怪獣8号:保科宗四郎】

第10章 副隊長、母に会ってください


「先にお風呂!」


「いや、君は無理やろ。大人しく飲んどき。」


母にシャワーを勧めて、君の服着てもらうからと寝室に行く。


母も宗四郎もシャワーを浴び終わったらしく、3人で飲んでいるともうあかんとお酒を取られた。


「いつも飲み会ではそないに酔ってへんのに、今日はどうしたんや?」


「ん〜なんかねぇ、楽しいから?大好きな2人と飲んでるから?」


「そうなん?でももうあかんで。」


飲み会は楽しくないみたいな言い方をしても特に言及はさせれず、これ以上お酒を飲むのは止めさせられた。

母が宗四郎にごめんねと謝っている。


「いえ、可愛ええんでええです。」


えへへっ可愛いって言われちゃったと彼に擦り寄ると、もう寝ろと笑われた。


その後も彼に甘え尽くして、着替えさせてと言ったり、抱っこと言ったり…少し酔いが醒めてきて愚行を思い出し頭を抱える。


「全部忘れてください…。」


「ん?酔い醒めてきたん?忘れへんでー、弄り倒したる。」


意地悪く笑う彼にごめん〜と謝っても笑われるだけだった。


「お母さんもごめん、付き合わせて…もう眠いよね。」


母は仕事終わりに来てくれているのだ、すでに日付けが変わってしまっている。

楽しかったわと笑う母に助けられる。


宗四郎は母を空き部屋に案内して、布団を敷いてきたらしい。

本当は私がやりたかったが、気持ち悪くて動けそうにない。


気持ち悪いよーと泣きつくと吐いて来いと言われたが、出てくる気もしないので肩を貸してもらいながら寝室に移動した。

私をベッドに横にならせるとシャツのボタンを外していく。


「あ、大丈夫、自分で…。」


「ええから、気持ち悪いんやろ?大人しくしとき。」


全て剥ぎ取られパジャマを出そうとする彼に暑いと呟く。


「襲ってもええん?」


ダメと言ったが彼は布団を腰までかけてくれて、服を持って寝室を出ていきすぐに戻ってきて、自身の服も全て脱いで布団に入ってくる。


「ダメだよ?」


「ん、しやんよ?酔っ払い抱く趣味あらへんわ。」


裸でくっつきたいだけやと抱きしめられる。

硬いの当たってるけど?

だけど気付かないフリをして眠った。

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