第17章 宗四郎
どのくらいか腰を振っていると、絡めていた手を片方離され、親指で陰核をクリクリと撫でられる。
どうしよう…さっきあんなに潮吹いたのに、トイレ行きたい…。
陰核を撫でられて尿意が近くなる。
一度腰を振るのをやめて、陰核を撫でている手を掴む。
「ご、ごめんなさい…トイレ行きたい…。」
「えー我慢出来んの?せっかく美影んナカ入ったんに…。」
もう一度謝ると、冗談やてと笑って起き上がり、私の腰を持ち上げる。
そのまま私を持ち上げてトイレに向かう。
自分で歩けるのに…。
トイレに座らせると、扉を開けたまま目の前に立って見てくる。
「え?」
「え?」
え、なに…出来ないんだけど。
してええでと笑っている。
扉を閉めようとしたが押さえられた。
見られながらしろと言うの?
そんなの絶対に無理と立ち上がって、彼を押し退けて扉を閉め鍵をする。
見せてーやと言う彼を無視した。
扉の前にいるようなので音が聞こえないか心配になったが、我慢出来ないので諦めた。
用を足して扉を開けると僕もと言うので、入れ替わって私は浴室に向かった。
あれ?宗四郎、勃ったままじゃなかった?
そう思ったがどうにかするだろう。
男性の事情はよくわからない。