第17章 宗四郎
なんで、手止めてくれないの…。
イったのをわかっているはずの彼は、そのまま激しく動かし続けて、ぴちゃぴちゃと溢れさせた潮が飛んで、私のお腹や彼の腕やお腹を濡らしていく。
1回止めてと言っても止めてくれない。
「イく言わんかったやん。やから、イったんかわからん。」
「イったのっ…!あんっ、やっ…だからっ、おねが…やめてっ!っ…また、イくっ!あっ、あああんっ!!」
また腰を震わせて、今度は勢いよく潮が飛び出す。
手の平でゆっくり陰核を揉まれると、くちゅくちゅと音が鳴る。
少し揉んで指が引き抜かれた。
「あははっ、びしょびしょやん。そんな気持ちよかったん?」
宗四郎の胸に身体を預け荒く息をし達した余韻に浸っていると、いつの間に用意していのか、ナイトテーブルからタオルを取り、自身の腕を拭いて、密着していない脇腹や腰を拭く。
少し楽になってきたので、彼の両脇に手をついて腰を浮かせると、お腹等も拭いていく。
陰部も軽く拭いてタオルを置いた。
もしかして、吹かせる気満々だった?
タオルまで用意して…。