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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第9章 決断


今から揉むよと教えるように肩を撫でた後、ツボに指を押し込まれて、痛くて声を出してしまった。


「すまん、力入れすぎてもうた。前と同じくらいでやったんやけど…。」


謝ると彼は少し力を抜き、私の反応を確かめながらグッグッと指を押し込んでくる。

気持ちよくなり目を瞑って上を向くと、やりにくいと怒られてしまった。


「えっちな声漏れてもうてるで?」


別にえっちな声じゃないと上を向いて彼を睨めば、こらと言って頭を戻される。

また押されると声が漏れてしまったので、えっちやなあと言う彼をまた睨んだ。


また戻されると思ったのに、彼の顔は下りてきて唇が触れる。


「そんなちゅーして欲しかったんか?」


「ちがっ……宗四郎さんにならいつでもして欲しい…。」


笑った彼の言葉に否定しようとしたが、ボソボソと本音を漏らした。


満足した彼の顔を見てから、怒られる前に頭を元に戻した。
恥ずかしくなって見ていられなかった。


どのくらいかツボを押される気持ちよさを堪能していると、肩を撫でたその手はそのまま前に滑り落ちてくる。

上から胸を鷲掴みにされ、優しく揉まれる。


「ほんま、美影のおっぱい気持ちええ…。」


肩を揉んでくれたお礼と思って好きにさせた。


「その…ち、乳首は触らないで…。」


「ん、わかった。」


まだ乳首は痛いし触られたらしたくなるだろうから…。

術後1ヶ月は挿入が出来ない。
自慰行為はしてもいいと言われたが、まだ痛むのであまりしたくない。

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