• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第29章 川品中央総合病院


安室「椛さんはお洒落さんですからね。
お眼鏡に叶わない服を選んで、幻滅されたくはないので。」

椛「えっ?
そんなことで幻滅したりはしませんよw
安室さんのセンスを信用してます。」

安室「おぉ~…
今、程よくプレッシャーをかけましたねw」

椛「あっ、いや、そんなつもりじゃw」

慌てて否定するが…

安室「このように女性の服を選ぶことは初めてなのですが…
思っていた以上に楽しいですね♪」

そう言うと彼は彼女に笑みを向けた。
その表情は、なんだかとても幸せそうに見える。

椛(初めてなんだ…
すごい嬉しいかも…
そしてなんだか物凄く優越感が…w

それにしても、そんなセリフ可愛すぎるでしょ…

本当にもう…)

目の前にいる彼を見ていると、こんな日常の当たり前のような一コマが、酷く尊く、そして幸せだと彼女は感じていた。

椛「私、実はウインドウショッピング、そんなに得意では無いのですが…

安室さんと一緒だと、今凄く楽しいかもと思ってます。」

少しはにかみながら言う彼女の姿に、安室は愛しい思いが募る事を感じた。


暫く歩くと、ぐるっと一周して、1番最初のショップの前に戻ってくる。

一度立ち止まるのかと思いきや、そのまま最初のショップの前を通り過ぎて、歩き続ける安室。

まさかの2週目かと思い、声をかけようとすると…




/ 1109ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp