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綺麗な薔薇には棘がある

第12章 服を贈る理由


ちゃぷん

「悪かったって、、、その次からはもう少し加減するよう努力する。」

『もう、、、約束だよ?』

「ああ。約束する、、、』

激しい情事後、と風呂に入っていた。

はヤりすぎだと少しご立腹だ。

の背中、頸、肩、胸元、首筋、、、

ありとあらゆる所に俺のつけた赤い華が咲き誇っている。

自分でも呆れるほどだ、、、。


だが、仕方がない。
可愛すぎるが悪い。

俺だって制御するつもりではいる、、、

然し、あまりにも可愛いについ歯止めが効かなくなるのだ。

特に今日は俺の選んだドレスを着ていたのだから、、、

六年前に服を贈った時は知らなかったが、今回は判っている。

俺がにドレスを贈った理由、、、、

それは俺自身の手でそのドレスを脱がせたいからだ。


「なぁ、、またドレス着てくれるか?」

俺の問いには小さく頷いたのであった。




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