第23章 本音

「―――。雰囲気ぶち壊して悪いけど、もう……我慢できない……っ」
「……ひ、ぁっ……⁉」

どちゅ、と音が鳴るほどの激しい律動が繰り返される。
子宮口に何度も当たって、痛いはずなのに、気持ちよくて。
このまま死んでしまうんじゃないかって。

悟の逞しい首に腕を回し、首に顔を埋める。
悟もまた私の首に顔を埋めちゅうと吸い付き、更に激しく腰を振ってくる。

「ふっ……!!ぁ、んんっ……!!ま、まっ……て!!だめ、だめ……だか、ら……」
「何が、だめなの……っ」
「イ、っ……イっちゃ、ぅ……んんっ!!」
「気持ちいいね……。もっと気持ちよくしてあげるから」
「うあっ!!あっ、はぁ……くぅ、しっ……」
「でも、気持ちいいんでしょ？」

な、なんでこんなにドSなんだよ……。
一切の容赦なく、お腹の中の気持ちいいところ、Gスポットやポルチオを的確に抉るように責め立て、私は何度目かの絶頂を迎えた。

しかしすぐにまた強制的に与えられる強すぎる快感に、意識は今すぐにでもトびそうだ。

「……ひっ、…ぅ、……はっ、はっ、ああっ!!だ、め!!ま、た……イっ―――‼」

悟は私の赤く腫れた胸の突起に舌を這わせ、軽く噛んだりして。
それだけで軽くイってしまう。
あられもない私の顔は、トロトロだと思う。
絶えず襲い来る快楽の波に、私は手も足も出ずにそれを受け入れるだけ。