• テキストサイズ

人魚姫 【文スト/中原中也】

第7章 はじまり


「ほら、上がれよ。」

玄関で固まって動かないに声をかけると慌てて頷き、靴を脱いだ彼女。

恐らく緊張しているのだろう。
そんな俺もかなり緊張しているが、、、、。

女を、、、ましてや好きな女を家に上げたことなんてなかったからだ。

家に上がるってことは、、、そーいうことを期待してもいいってことだよな、、、?

正直早くの全てを俺モノにしたかった。
何故ならはモテるからだ。

勿論、が嫌がれば我慢する。

それは絶対に、、、、。


俺の部屋を物珍しそうに見渡すを後ろから抱き締めた。

『ッ!!///』

身体をピクっと震わせるの耳元で囁く。

「、、、手前を抱きたい。」

俺の言葉には小さく頷いた。

それを合図に俺はを横抱きにし、寝室へと向かった。

突然のことに驚くをベッドに押し倒した。

"待って!その、、、お風呂入りたい、、、。汗かいちゃったし、、、"

「どうせ今から汗だくになんだ、構わねぇだろ?」

だが、は頑なに首を横に振る。

仕方がないので、風呂に行かせることを許可した。

そこで俺はあることを思いついたのだ。




自然と口角が上がった。






/ 155ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp