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【ブルーロック】蜂蜜のファーストラブ

第19章 お守りみっつ





「夢ちゃんいなきゃ、この文化祭はこんなに楽しくならなかった。みんなもそう思うでしょ?

夢ちゃんは文化祭のために、すっげー頑張ってた。モチロン他の生徒会の人達もだけど。」




やめて、やめてよ蜂楽……。


何事?って、みんなシーンとなっちゃってる。




「そんな重い役をひとりで頑張ってる夢ちゃんを隣で見て、俺は誇りに思うよ。

夢ちゃんみたいなスーパースペシャルな女の子を彼女にできて、俺はすっごく幸せ♪」




これ以上はやめて……恥ずかしいって。

こんなのただの、痛いカップルじゃん。



それに私は……スーパースペシャルなんかじゃない。



醜く嫉妬もするし……

世界で一番大切な人に手を上げた。




「なんて、みんなの前でノロけちゃったけど♪

でもさ。みんなにとって、この学校にとって、
夢ちゃんはめちゃめちゃ貴重で大切な存在なんだって伝わったかな?伝わったひとは拍手ー♪」




ダメだよ……今は皆、各々の時間を楽しんでる。


拍手や賛同なんて、もらえるわけないよ。




生徒会長なんて、感謝されるものじゃない。


他人の興味なんて……容易く得られるものじゃない。


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