第13章 ××× オールに出来れば
その後
「これはこれは✿さん」
「こんにちはジャックさん」
またある日
ぐぐっ
「ぴいぃぎぃぃぃ···」
すっ
「あっ、ありがとうございま···ジャックさん?」
「アンナ·パヴロアですね」
「ジャックさんもバレエ好きなんですか?」
「そうですね、最近映像を見ましたから。やはり時代が変わると何もかもが新鮮です」
「····」
(私がいる時代とジャックさんは明らかに昔の人、だけど私に知らない事などを教えてくれる)
「何か考え事ですか?」
「··私がジャックさんの知りたい世界を教えてあげます」
「世界」
「私が見た世界とジャックさんが見てきた世界を教えてください!」
にこっ
「よろこんで、なら早速ですが··」
ふわっ。
(紅茶とパイの匂い)
「時たまこうする事を許してくれますか?」
❦ℯꫛᎴ❧