第1章 二人の出会い〜浅岡さん?〜
朝の日差しが差し込む部屋で目覚まし時計に手を伸ばし鳴ってる目覚まし時計を止める。
今日もまた一日が始まる。
何の変哲もない毎日に嫌気が差す。
今は実家で暮らしてる。
私は、 、28歳。
良い歳にも関わらず、FIELD OF ViEWが、メジャーデビューした時から、ヴォーカルの浅岡雄也さんにマジ恋してる。
私は本気だった。
いや、過去形ではなく今でも本気。
皆には笑われるから本当に信頼してる一部の人にしか話してない。
浅岡さんに手紙も毎週書いて送ってたし、ライブには毎回行ってて手紙も握手会で直接渡したり遠征も普通にしてた。
FIELD OF ViEWを応援する為に浅岡さんに会う為に私は仕事を頑張ってた。
私は広告代理店で社員として働いている。
さっ、今日も一日頑張りますか!!
って言いたいところだけど、私の生きがいだったFIELD OF ViEWが最近、解散をした。
もちろん解散ライブには行ったけど涙が止まらなかった。
浅岡さんは、完全に歌を辞めたらしい。
何でもお父さんの会社を継ぐ為に社会人になるみたい。
悲しかったし寂しかった。
私は浅岡さんの歌声や浅岡さんが作る曲が本当に大好きだった。
ファンの友達も沢山出来た。
本当に楽しかった。