第56章 返事 ✴︎
「はぁ…っ…美緒…イク…」
『んっ…赤井さん…好きっ…!』
「俺もだ美緒…ッ、出る…っ…」
避妊具を装着していなかった赤井さんは
イク直前でナカから引き抜き、私のお尻に生暖かい白濁の液体をかけていた。
キッチンで最後までしてしまい
再び恥ずかしさが襲ってきて、疲れた身体をキッチンの台に突っ伏していると、赤井さんは近くにあったティッシュで
私の体にかけられた液体を拭き取っていた。
「またいつかキッチンでするか?」
『!!し、しないよ!もう二度としないっ!』
…何を言っているんだろう、この人は!!!
これからキッチンに立つ度に
エッチした事を思い出して恥ずかしくなる気がしてならないのに!
ムッとしながら背後にいる赤井さんに顔を向けようとすると、服が乱れたままの私は体を持ち上げられていて…
『ちょっ…と!どこに行くの!?』
「立ったままは辛いだろう?次はベットで抱く。」
『は、い…?ご、ご飯は…?』
「今は飯よりも美緒を食いたい。」
さっきまでたくさん私の事を食べてたよね!?
なんで!?なんでこの人はこんなに元気なの!?
心の中でアタフタしていると寝室に着き
私はベットに寝かされてしまった。
「お前が生理だったからずっと我慢していたんだぞ?
もう少し抱かせろ。」
『っ…』
確かに最後にシたのは生理が来る前だから
それなりに時間は経っているけど…
赤井さんの少しは全然少しじゃないんだもん…!!
『あ、あんまりシたら…ご飯作れなくなっちゃうよ…』
「その時は俺が作ってやる。」
『うぅ…』
何を言ってもきっともう逃げられない。
そう悟った私は、黙って赤井さんを受け入れて…
彼が満足する頃には
日が暮れかかっている時間になっていた。
ーーー…
『もう、だめ……う、動けない…』
「すまないな、つい夢中になってしまった。」
つい、のレベルじゃないよ…
何回したのか覚えてないくらいに抱かれて
避妊具の箱も空になっちゃってるし…。